大阪歴史博物館で開いているなにわ歴博講座・シリーズ海外の考古学と大阪、1月は「シルクロードの都市遺跡」をテーマに開く。 大阪の古代の宮殿「難波宮」から見つかった瓦の「葡萄唐草文鴟尾(ぶどうからくさもんしび)」。ここに描かれたブドウの模様はシルクロードを通じて日本に伝わってきたもので、まさに国際交流の証しだ。 この講座では、その難波宮の瓦をきっかけとし、7〜8世紀に栄えたシルクロードの都、高昌故城、遠景市遺跡の発掘調査の成果を紹介する。ロマンあふれるシルクロードの物語に触れる機会となる。