大阪市立科学館では企画展として「静電気の世界」を2月8日まで開いている。 乾燥する冬場、ドアのノブなどに触れた途端パチッと発生する静電気。なんとなく悪者のイメージがあるが、人間と静電気の付き合いは意外と古い。この企画展はそんな静電気とはどんなものか、探求の歴史や応用まで、静電気の世界を紹介するものだ。 パンデグラフ起電機の放電はまるで小さなカミナリだ。アキュトロンスベースビュー2020は静電気で発電する腕時計で、静電気を取り除くのはガン型イオナイザ。そんな静電気に関係するものが並ぶ企画展だ。他にも江戸時代、静電気の実験をしていた橋本宗吉の書物「エレキテル究理源」や複製されたエレキテルの展示がある。 静電気のしくみや性質を知ることができ、その奥深さにも触れることができる。親子で出かけたい企画展だ。
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