大阪市立科学館
静電気の世界
 

 大阪市立科学館では企画展として「静電気の世界」を2月8日まで開いている。
 乾燥する冬場、ドアのノブなどに触れた途端パチッと発生する静電気。なんとなく悪者のイメージがあるが、人間と静電気の付き合いは意外と古い。この企画展はそんな静電気とはどんなものか、探求の歴史や応用まで、静電気の世界を紹介するものだ。
 パンデグラフ起電機の放電はまるで小さなカミナリだ。アキュトロンスベースビュー2020は静電気で発電する腕時計で、静電気を取り除くのはガン型イオナイザ。そんな静電気に関係するものが並ぶ企画展だ。他にも江戸時代、静電気の実験をしていた橋本宗吉の書物「エレキテル究理源」や複製されたエレキテルの展示がある。
 静電気のしくみや性質を知ることができ、その奥深さにも触れることができる。親子で出かけたい企画展だ。

日時 2月8日(日)まで
9時半〜17時(入館は16時半まで)
会場 大阪市立科学館(京阪中之島線「渡辺橋」駅2番出口から南西へ約400b)
休館日 月曜日(祝休日の場合は翌日)、12月28日〜1月5日
入館料 大人400円、高・大学生300円、中学生以下無料
問い合わせ TEL 06(6444)5656