大阪市立自然史博物館では特別展「学芸員のおしごと―集める・調べる・伝える―」を2月1日まで開いている。 博物館では学芸員と呼ばれる人たちが働いているが、具体的な仕事については知ることがない。そこで彼らの仕事とその意義を紹介しようというのがこの企画だ。 特別展は八つのセクションに分かれ、標本に着目して学芸員のおしごとを紹介している。まずは学芸員という仕事の概要、そして「標本収集」の意義や適正管理、そして標本を活用した研究や展示の企画と進んでいく。 最後のセクションでは標本の収集や展示を通して学芸員が伝えたいことを紹介し、博物館の存在意義を示している。 さまざまな標本に込められた学芸員の思いを知ることになる特別展だ。
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