大阪歴史博物館では、特別企画展として「おおさか街あるき―キタ・ミナミ―」を6月3日まで開いている。 古くは難波宮、安土桃山時代は大坂城、そして江戸時代には商人の街として発展してきた大阪。そんな大阪の街を歩き、スポットのひとつひとつの由来をひもとけば歴史の断片が見えてくる。そこには歴史を重ね、文化を育んできた大阪ならではの魅力がある。 この特別企画展では、大阪を代表する繁華街のキタとミナミに焦点を当て、街歩きをするかのようにルートを設定。そして、それぞれの場所にまつわる絵図や古文書、解体時に残された建築部材など、さまざまな資料を展示し、街の来歴を紹介する。 過去と今をつなぐ小旅行となるこの特別企画展で大阪の街を見つめ直したい。
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