映像から広がる世界 労働者使い潰しの実態
 

 ヒューライツ大阪が主催するシリーズ「映像から広がる世界―人をたいせつに」の第2回は、「あってはならない労働者の使い潰(つぶ)し―土屋トカチ監督とみる『アリ地獄天国』」だ。 トークに土屋トカチ監督が登場し、ナビゲータは元NHKカメラマンの小山帥人さんが務める。
 CMでおなじみのアリさんマークの引越社は、社員たちに荷物や車両事故の弁償をさせている。そのため社員たちは長時間労働に追い込こまれ、疲労からさらに事故を起こすという「アリ地獄」状態に陥っている。 社員の西村さん(仮名)は、このひどい労務管理を改善しようと立ち上がったものの、会社からさまざまな嫌がらせと妨害を受けている。そんな西村さんの姿を土屋監督のカメラが追い続け、映像作品とした。
 会場では、完成間近の「アリ地獄天国(仮)」のパイロット版を土屋監督と一緒に鑑賞。労働者の使い潰しの実態について考える。

 
日時 10月15日(土)午後2時半〜4時半
会場 ドーンセンター視聴覚スタジオ
(地下鉄谷町線・京阪「天満橋」駅下車、1番出口から東へ350b)
定員 85人(要予約、先着順)
入場料 1000円
申込方法 メールまたは電話で予約
申込先・問い合わせ ヒューライツ大阪
TEL06(6543)7003
Eメール:webmail@hurights.or.jp